こんにちは、なかのです。
AppleWatchの申請が可能になったので、ドラプロでもAppleWatch対応アプリを申請(アップデート申請)してみました。
WatchKitでの開発方法はApple Watch Programming Guideを見てください。
ただの時計のアプリです。
AppleWatchのステータス領域に現在時刻が見えていますが、あえてメイン画面にも時刻を表示するという機能を持っています。
時刻表示をするだけです。
審査に通過するかどうかはわかりませんが、審査待ちまではたどり着きました(2015/4/1)ので、WatchKit申請の際に対応しなければいけなかったところを書いていきます。
1.証明書の作成
このアプリは結構古いアプリだったので、App ID PrefixがTeam IDとは異なるIDで申請されています。
それが原因かどうかはわかりませんが、XcodeでAppIDおよび証明書を自動生成してくれなかったので、手動で作成しました。
App IDについては、メインのアプリのBundle Identifierを基準に作成します。
Bundle Identifierが jp.co.dorapro.testappの場合、
Watchkit Extension:
jp.co.dorapro.testapp.watchkitextension
Watchkit App:
jp.co.dorapro.testapp.watchkitapp
となります。
これを元に、Distribution用のProvisioning Profilesも生成し、プロジェクトのBuild Settingで設定。
2.AppleWatch用アイコンの作成
AppleWatch用アイコンは以下の5種類存在しています
・Notification Center (38mm:24pt@2x, 42mm:27.5pt@2x)
・Companion Settings(29pt@2x, 29pt@3x)
・Home Screen(40pt@2x)
・Long Look(44pt@2x)
・Short Look(86pt@2x, 98pt@2x)
今回のアプリは、Glanceおよび、Notification非対応のアプリだったのですが、Submit時にアイコンが不足しているエラーが出てしまうため、実装されている機能に関わらずアイコンは全種類必要なようです。
3.iTunes Connectでのアプリアイコンおよび、スクリーンショットの作成
Preparing Your App Submission for Apple Watchに記載されているように、Apple Watch対応のアプリアイコン(1024 x 1024px)および、スクリーンショットが必要になるので、作成。
スクリーンショットについては、312 x 390px(42mmサイズ)のものが必要になるので、
iOS Simulatorメニューの
HardWare -> External Displays -> Apple Watch-42mm
を選択し、Apple Watchの画面を表示した状態で、
File -> Save Screen Shot
取得できます。
後はこれまでのアップデート申請と特に変わりは無いようです。
審査通るかなぁ・・・
【2015/04/08 追記】
やっぱりというか案の定というか、リジェクトされました。
AppleWatchに時計の画面(もしくは時計に似たもの)を表示したり、時刻を教えてくれる機能(時計そのものの機能ですね)を実装しているものはダメみたいです。
残念・・・ ( ´・ω・)
この記事を書いた人
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