パーツを組み替えてオリジナルのMIDIコントローラに!ReMINEの開発状況を公開!

こんにちは、おひろです。

ドラプロでは今ハードウェアを作ることにチャレンジしています。初の試みです。
ちなみに趣味の感じで、とか、とりあえずやってみた、とかではなく割とガチなやつです。

まだモノ自体はできていないのですが、目処が立ってきたので、一度現状を公開しようと思った次第であります。

そもそも何を作っているのかという話ですが、一言でいうとMIDIコントローラーです。
そして以下の特徴を持ちます。

  • ボリュームやスライダーなどのパーツ部分の付け替えができる。
  • BLEによる無線接続。

特にパーツの付け替えができて、自分の好きな構成にできる、というところがメインのコンセプトです。
またiPadなどモバイル機器にマッチしたものを作りたかったので無線接続で気軽に使えて持ち運びも
しやすい、というところを重視しました。

名前は「ReMINE」といい、「MINE」の部分にはメインのコンセプトが反映されています。
Midi control INterface with Exchangeability(交換機能を持ったMIDIコントローラ)」
の一部頭文字をとって「MINE」です。
またMINEという言葉自体、訳すと「私のもの」ですが、自分だけのコントローラにできる、
というコンセプトがそこにかかっています。
「Re」の部分は、レイアウトを変えていろんなシーンで繰り返し使える、という意味を込めています。
この2つを合わせてReMINEとしました。

なんでこんなものを作ろうかと思ったのか、長くなるのでその理由はまた別の機会にでも書こうと思います。。

さて、まだモノはありませんが完成予想図(仮)を公開します!

 MIDI_160311-01MIDI_160311-02MIDI_160311-03

ボリュームなどの操作部分がブロック状になっており、16個あるスロットに自由に差し替えができます。
ブロックパーツの種類は、ボリューム、スライダー、ON/OFFスイッチ、パッド、の4種類です。
パッドは押す強さによって値が変わります。MPCのような指で叩いて演奏するような時に使用するイメージです。

ハードと並行してiPadアプリも作成しておりまして、「ReMINE CONNECT」といい、以下の機能を持ちます。

  • ハードから受け取った信号をMIDI出力し、それを一般の音楽系アプリに受信させて連動させる。
  • ハードの各パーツ(スロット)に設定されているMIDI情報を変更することができる。

うーん、自分で書いておいて内容が難しい。。
端的に言うと、ハードと一般アプリの橋渡しをしてくれる存在ということです。

ハードが出来上がるまでは、iOSアプリで実機シミュレーターを作ってそれで開発を進めています。
シミュレーターを使って動かしたところを動画に撮ってみました。

こんな感じで一般のアプリと連動するところまではできています。
アプリの見た目もこの動画ではまだ仮のもので、ちゃんとデザイン進めていますよ!
メイン画面はこんな感じ。

メイン画面_160310-2

1ヶ月後くらいにハードが出来上がってくるのでまた公開します!

ではでは。

[補足]

まず現状は検証やマーケティングに使うための試作品を作っているところです。
つまり、たくさん作って世の中に売るぞーというのはまだまだ先の話なので、
もし、欲しい!と思っていただいた方がおられても、まだ購入していただくことは
できません。すみません。。
ほんとまだまだ先。。まだスタート地点にも立ってない気分。。
でも時期は未定ですが、販売目指して頑張っていきます!

なお試作品で作っているのは以下の3つです。

  • ハードウェア本体
  • ハードウェアに組み込むプログラム
  • ハードウェアと連携するiOSアプリ(ReMINE CONNECT)

ハードウェア本体については筐体デザインから基板から全て外注してます。
ただ、基本的な構造や回路設計はある程度ドラプロで作って、それをちゃんとした
形にしてくれーとお願いしたような格好です。
つまり、ある程度は理解しているけど、ちゃんとしたレベルのものを作る
ノウハウがないので、そこは外に頼んでいるということです。
組み込みソフトとアプリに関してはドラプロで開発しています。

もし、ウチもハードとアプリを作ろうと思ってんねんけど
どうしたらええか分からんのですわ、という方がおられましたら、
全ては難しいかもしれませんが、特にアプリとハードの連携部分と
アプリ自体の製作につきましてはいろいろご協力できることも
あるかと思いますので、一度ドラプロにご相談いただけますと幸いです。

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